フルートの吹き方 アウフタクト(2)

宿題の答え合わせやろか? 簡単だった? そうか、すまん。


だよな? 日本人なら。
でも正解はこっちだ。


Happy→Birthday、To→You、Dear→〇〇、が、アウフタクトと1拍目の関係だ。この方が言葉と音楽とがマッチするだろう。さらに、歌うと、アウフタクトが決して弱拍ではないことが分かる。このことは明日述べる。最初の譜面は、各小節線の上で休むことができるけど、正しい譜面では、小節線の上で休めない。これがものすごく大事な所だ。前にも書いたが、小節線の上で息を取ることがどんなに犯罪的な事かがわかるだろう。旋律線を感じるときには、日本人の言語頭脳はきっぱり、捨てておかなければならない。

でも、最初に挙げた譜面だって、音楽的にはあり得る。ポロネーズみたいでいいじゃん。そっちを選んだとしても、落ち込む事は無いよ、こんなの書いたから元気出せよ。

これで、少なくとも、奇数小節から偶数小節に行く時に息を取ることはできなくなったはずだ。

ところで、こうはしなかったよな?

まあ、To→You、Dear→〇〇、でアウフタクトがいい感じだけどね。ちょっとねぇ。

きょうはここまでだ。