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フルートの吹き方

  • 2017年3月3日
  • 2020年7月5日

フルートの吹き方 装飾(5)

18世紀の音楽には大別して、フランス風の装飾法と、イタリア風の装飾法があった。フランス風の装飾とは、主に、前打音や後打音、そして、トリルやモルデント、ターンなどによって、表現された。イタリア風の装飾はこれにとどまらず、まったく別の自由な変奏という形を […]

  • 2017年3月1日
  • 2020年7月5日

フルートの吹き方 装飾(4)

前回の装飾(3)で、アーティキュレイションについて「自由にやろうぜ!」って書いたんだけど、私なりに大事にしている基準というものはある。例えば次の音型だ。 これはモーツァルトアーティキュレイションと言われるものだ。モーツァルト以前にはほとんど出てこない […]

  • 2017年2月23日
  • 2020年7月5日

フルートの吹き方 装飾(3)

例えば何か工芸品に装飾を施そうと考えたとき、どんなことが思い浮かぶだろう。滑らかにする。際立たせる。優美な曲線にする。磨く。文様を描く。これ、全て音楽にも当てはまる。例えば、スラーは単に「タンギングをしないで一息で吹く」記号ではなく、「レガート=結ば […]