こんな話を聞いた。アリの話だ。働きアリは、まぁ良く働くんだが、そのうち2割程度は全く働かんのだそうだ。いわゆるプー太郎ね。しかし、何か事があるとそれに対処して働きだすのは、このプー太郎達なんだそうだよ。
だから、社会からこのプー太郎を締め出しちゃいけないわけさ。でもな、安心してくれ。んじゃ、よく働くアリだけ集めて働かせたらどうなるのか?よくできたもんで、そのうちの2割が、今度は一転プー太郎になっちゃうんだ。
ある種のアリは、女王アリがいない。働きアリが産卵して皆で仲良く暮らすわけだ。どこぞの界隈ではたぶん理想郷。でもな、そのうち、ちょっと大きな個体の全く働かねえアリが出現する。なぁんだ、女王アリいるじゃんと思って遺伝子調べると同じ働きアリなんだわ。
態度のデカいプー太郎が出現するわけだな。そしてこのプー太郎の息子もやっぱり態度のデカいプー太郎になるんだよ。だから、真面目な働きアリはこいつらを喰わせるために、必死に働いて、過労死しちゃう。結局、コロニーは滅びてしまう。いや、アリの世界の話だから。
で、何が言いたいかって?
こんな、世の中になっちまうとさ・・・
俺の出番かな?
レッスンあるから、今日はここまでだ。なんか足が痛ェんだよ。