JASRACは金持ちだ
金蔵建てた蔵建てた
脅してテラ銭取ってきた
JASRACは金持ちだ
金蔵建てた蔵建てた
天下りにテラ銭なめさせた
うわぁ! このブログの上品さに合わないな。 えぐいな。本来であれば、本欄では音楽とは何なのか、その中で著作権をどう捉えるべきかというような話をしたい。しかし、著作権=著作権料徴収としか考えないJASRACの見事なご活躍の前に、綺麗ごとばかりを言って居られなくなった。私をトランプにしたのは、JASRAC!お・ま・え・だ! Make Music Great Again!
JASRACに貯めこまれた金額があまりに膨大だと、大分前に問題になった。取るだけ取って、分配してないんじゃないの? と、誰もが思った。実際、無茶苦茶な課金の例も沢山出てきた。やっと、数年前に、公取がJASRACに処分を下した。「包括契約」というやり方が、新規参入を妨害しているというわけだ。(2001年、法改正により新規参入が可能になった。)しかし、ヘタレの公取は逆にJASRACに訴えられて逃走。そりゃ怒るよ、新規参入しようとしてた団体は。結局、最高裁まで行っちゃって、JASRACは敗訴だ。すったもんだの挙句、去年、JASRACの公取による排除命令は確定した。はずだ。だが、結局、ヤクザ組織が増えただけ。勇んで参加した新規参入業者も、毒酒飲まされたようだな。
そもそも、この「包括契約」とは何か。「はい、オタクの儲けのウン%がみかじめ料だから。払ってくれたら好きに商売してくれていいから」っていう契約だ。ここで、すぐに思いつくのは、「本来の著作権者への分配はどうなるの?」でしょ。これも、かなり批判されて、少しはマシになったらしいが、どんぶり勘定、分け前分配という発想に変わりはない。しかし、この問題だけでは、独禁法は関係ない。何が問題か。現場では、包括契約結べば、楽だ。手続き無しに使い放題だから。だから、JASRACに入っていない音楽家は、「面倒くさいから、使わない」になるんだな。「なに? JASRAC入ってないの? 面倒だから来なくていいよ!」って言われる。
しかしな、これが大問題なんだが、JASRACへの登録は、JASRACに著作権全部差し出しちゃうって契約なんだ。単に「著作権料徴収代行組織」と思ってたでしょ? 違う。だから、JASRACは本来の著作権者に断りなく、好き勝手に課金出来るし、理屈をつけて、取れるところから取ろうとする。ストリート・ミュージシャンからも著作権料取りたいって、音楽家なら普通思わんよな。自作自演でも、一旦JASRACに払う、抜かれて戻ってくる。は? だろ。将来の音楽家を生み出すであろう音楽教室の、「先生の演奏から著作権料取ってこい!」って考える作曲家は、おんまり居ないと思うがなぁ。でもね、JASRACに登録しちゃうと、もう発言権無いのよ。「音楽」なんか考えたこともない人たちは、「創造」っていうと、こういうの作っちゃうんだね。てっぺんが、天下りだから、下まですごいよ。私たち、彼らを喰わせるために音楽やってんじゃないから。検索かけると凄いよ、JASRACの悪行が。スナックで「泥棒!」って叫んで著作権料徴収しようとしたとか、ストリートミュージシャン数人で囲んで「払え!」って言ったとか。年間売り上げ二十数万の店に、百万円以上の著作権請求したとかね。
笑っちゃうのは、チャリティーコンサートにまで課金しようという根性だ。「社会福祉の増進、または災害等による被災者支援の目的で開催するチャリティー演奏会等でJASRAC管理作品を利用される場合、主催者が入場料収入を一定の公益目的の団体等に寄付したときは、その寄付金額に応じて使用料を減額いたします。」だって。なんだ、この超上から目線。「いくら寄付したか言いな! 安くしてやっから!」としか読めないんだが。
ま、著作権というものが認められている以上、「払わんでいい」かどうか決めるのは、偉大なJASRAC様だ。しかし、なんであんなにお金貯めこめるんだ? 天下りに高給支払って、まだ余ってて、「音楽文化の普及発展に寄与する」ために、イベント・コンサートまでやってる。
これ以上書くと、指と口が腐る。
いい曲があったら、作曲家の言い値で買ってでも演奏するんだが・・・
Make Music Great Again!
きょうはここまでだ。