フルートの吹き方 装飾(3)

例えば何か工芸品に装飾を施そうと考えたとき、どんなことが思い浮かぶだろう。滑らかにする。際立たせる。優美な曲線にする。磨く。文様を描く。これ、全て音楽にも当てはまる。例えば、スラーは単に「タンギングをしないで一息で吹く」 […]

フルートの吹き方 装飾(2)

前にも述べたように、音楽はふたつの相対する要素の間を、振り子のように運動する存在だ。本番の項目で、集中力のコントロールを考えたように、和声も緊張と弛緩とを繰り返す。緊張とは不協和音であり、弛緩とは和声的に解決された協和音 […]

フルートの吹き方 装飾(1)

さてと、厄介な装飾について書くか。何が厄介かというと、音楽って、結局殆どが装飾から成り立っているから。狭義の装飾音には、トリル、モルデント、ターンなどの記号によって表されるものがある。さらに、小さな音符として書き込まれた […]

フルートの吹き方 アウフタクト(1)

アウフタクトを「弱起」と訳したのは誰よ? 直訳すれば、「上に向かう拍」な訳だから、「弱い」なんて意味は全く無い。運動の方向を、力の方向を言っているだけ。だから、どうせなら弱起って言うよりは、ジャッキって言ってしまった方が […]

フルートの吹き方 アウフタクト(2)

宿題の答え合わせやろか? 簡単だった? そうか、すまん。 だよな? 日本人なら。 でも正解はこっちだ。 Happy→Birthday、To→You、Dear→〇〇、が、アウフタクトと1拍目の関係だ。この方が言葉と音楽とが […]

フルートの吹き方 アウフタクト(3)

さて、アウフタクトがどういうものかは、第1回目に書いたが、どう演奏するのかについて少しだけ書いておこう。アウフタクトは、持ち上がっていく拍だ。昇りつめた頂点が、小節線だ。そこで静止することなく、一気に降りて来て1拍目だ。 […]

フルートの吹き方 練習(1)

もう一回脱線しよっかな、と思ったけど、元に戻れなくなりそうだから、真面目になる。さて、大っ嫌いな「練習」について書く。みんな、朝から晩までフルート吹いてられないでしょ? だから、いかに少ない時間で効果を上げるかについて書 […]

フルートの吹き方 練習(2)

まあ、どれだけ丁寧にさらっても、ふと、できない所が出現したりする。そんなとき、メトロノームをセットするのも面倒くさいってこともある。そんな人のために、あるいは、メトロノーム忘れたとか、そんなもの持ってないとか、見たことも […]

フルートの吹き方 練習(3)

フルートの練習を始めてしまうと、他のことはできない。普通は。学生時代に、金管の連中が漫画やエ〇雑誌を譜面台に置いて練習してるのよく目撃した。「簡単な楽器なんだな」と。そういえば、昔、ある有名なバイオリニスト女史が、何をト […]

フルートの吹き方 練習(4)

「基礎練習」って言葉が大嫌い。語感が、何か退屈なことを我慢してやらなきゃならんような、嫌な響きだ。サッカー部で腕立て伏せ100回とか言われている感じだ。もし頭の中で「何これ、無駄じゃん」って思ってたら、やらぬがよろし。意 […]